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紅茶を量って淹れる その2

前回、茶葉を3gだと思ったら4g以上使っており、自分の感覚が全く当てにならなかったことが分かりました。
そこで今回、抽出時間を変えて、1・どれくらい味や香りが違うのか、2・一番自分の好みに合う飲み頃時間はいつか、を探ることにしました。

テイスティングをするにあたっての問題点は、テイスティングカップが無いことです。
買いにいこうかと思いましたが、万年金欠であること、今回使いたいのは6個のカップであるため、一個1000円×6もあったらちょっと高い農園ものがいくつか買えてしまうじゃないか、という理由で却下。

そこで今回使用するのは、下記の食器。



 



右奥から、マグカップさん、ティーカップさん、マグカップさん
右下から、ボウル小さん、ボウル小さん、マグカップさん
以上6点です。
いやーボウルの白さ、口の広さ、水色がよく映えるわー。
テイスティングの基本は同じ条件であることかと思いますが、今回はまるっきり無視しました。

で、使用する茶葉は、アッサムセカンドフラッシュ・ダフラティン農園。
シルバーポットさんの推奨は、200ccで3g、3~5分。
しかし、磯淵猛さん著書「紅茶の教科書」によると、

「せっかくアッサムのOPを手に入れたなら、蒸らし時間を5~10分と長く取り、しっかり味を出したブラックティーで楽しみたい」(P,65)

「保湿のためにティーコジーをかぶせて蒸らす。BOPタイプで3分、OPタイプで5~6分を目安にする」(P.167)(ブラックティーのいれ方 手順より)


とあるので、こちらも参考に、シルバーポット推奨より長い6分まで、30秒単位でずらして蒸らすことにしました。そのため、食器の数の関係上3分ではなく3分半からスタート。茶葉と湯量は、シルバーポット推奨で計算。

まとめると、

200cc3g計算
3分半~6分で抽出

茶葉を食器に入れてお湯を注ぎ、タイマースタート。
結果は以下の通りです。


***********************************



1)3分半
 香りは4分に比べると弱いがフローラル。優しい甘い味わいだが、薄い。渋味も感じない。

2)4分
 フローラルな香りがより強い。甘さがはっきりして、程よい、心地よい渋味がある。

3)4分半
 香りが若干弱まった。渋味が増したが、ざらつく感じはしない。

4)5分
 フローラルな香りが弱まり、花と土の中間のような香り。舌がざらつく渋味。力強い。ストレートではおいしく感じない。

5)5分半
 香りが弱い。5分で感じていた「花と土の中間の香り」もしない。舌がぴりぴりする渋味。ストレートではおいしく感じない。

6)6分
 フローラルさが完全に消えて、土のような香りが強い。5分・5分半にあった不快なざらつく渋味が無い。ストレートでも飲めそう。ミルクが合いそう。


************************************


今回試した200cc3gでは、4分が、香りが華やかで心地よい渋味があり、一番美味しく感じました。

ただ、3分半のカップにお湯を注いだ時から、6分のカップにお湯を注いだ時までで、既に30秒くらい掛かってしまった気がします。最後のカップにお湯を注いでからタイマーを押したので、実際は4分半くらいの時が一番いいのかなという気も・・・。それは、実際淹れるときに味見をして見極めてみようと思います。

本当のテイスティングでは、1つのカップに1つタイマーがあるんだろうか??それとも30秒も掛からないでさーっと手際よく注げるのかな・・・。

今回、食器が統一されていないので、厳密にテイスティングできたわけではないのですが、
面白いと思ったのは、5分の抽出がおいしくないと思ったからといって、6分の抽出もおいしくない、というわけではなかったこと。むしろ6分はアリだ!と思いました。
抽出される成分が、時間によって微妙に異なっていくんでしょうか。
5分~半の段階で、これはもうあとは渋く飲みにくくなるばかりだろうと思っていたのに、予想外でした。
磯淵さん著書の10分はさすがにちょっと、と思っていたのですが、そんなことないのかもしれない。どんな味と香りになるのか、飲んでみたくなりました。

香りが変化していく過程も面白かった。フローラル~土のような香りって、どうして変化するんだろう。どういう仕組みなんだろう。紅茶ってふしぎだ。

香りが強くなって、少しすると弱まって、と思ったら違う香りがしてくる・・・1つの茶葉に、色んな表情があるんだなと思いました。
私はミルクティーが苦手で、ストレートで飲むことが多い上、1ポット2時間くらいかけて飲むので、淹れたらすぐにティーフィルターを引き上げてしまっていたんですが、勿体なかったのかもしれない。

今まで自分時間と自分量で楽しんでいて、それも十分美味しかったんだけど、これからその茶葉の違う表情も楽しんでみたいなーと思いました。

でも1つの茶葉を買うたびにこれやってたら大変そうだなーとモノグサなので思うんですけどね(;・∀・)
あと胃がたっぷんたっぷんになった。
今回、同じ条件ではないのでかなーりアヤシイんですが、やってみて良かった。



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紅茶を量って淹れる その1

ポットで淹れるのは基本休日だけ、あとはお茶パックに茶葉をいれてマグカップで抽出してます。モノグサなので…。
なので量もその時々で薄め、濃い目、と目分量。きちんと2gとか6gが入っているパックと比べると少なめ(に見える)なので、薄めに入れているんだろうな~と思っていました。
が。実際、何g使っているのか?ハーブなんて1g指示があるんですけど、これは本当に1gなのか?
別に10ウン年、美味しく飲んではいるんだけど、実際茶葉はどれくらい使っているの?そしていつもの量より多い時と少ない時と、味はどれくらい違いがあるの?もっと、自分にとって、「こ、これは美味い!」と思う量や時間があるのではないか?と最近ふと思いまして…、



 



デジタルクッキングスケ~ル~(ドラえもん調)
 0.1g単位で表示されます。

さっそく量ってみることにした。
いつも私は200ccくらいをマグカップで飲んでいる。このとき、目分量で大体2.5gにしている。なぜかというと、3g150ccがゴールデンルールだが、これでは自分の舌には濃いだろうと思うし、さらっとストレートで飲みたいから。湯量が増えても茶葉は少なめにしている。
 
さて量ってみるのは、今いちばんよく飲んでいるハロッズNo.14「イングリッシュブレックファースト」さんです。
  
これで、まず、いつものティーキャディーで「3g」だと思っている量を載せてみました。
結果:4.1g

お、多いぞ・・・!?

動揺しつつ、次、「ちょっと薄く飲みたいから2.5gくらいかしら」と思っている量を載せてみました。
結果:3.6g

お、多いぞ・・・!!??
(でもきっちり0.5g減ってる・・・)


実験前:目分量は「薄めに入れているんだろうな~」(上記記事内容より引用)
結論:ぜんぜん薄く淹れてなかった。

てことはですよ。
 いつもマグカップ200ccで実際は3.6g使っていたことになる。ものすっごい普通だ。薄くもなんともない。
そしてポットで飲むとき、目分量350ccで5gだと思っていたのは、実際は6~7gだった可能性がある。

 
以上を踏まえて、今朝、
私がいつも「350ccくらい、5gくらい、3分くらい」と思って淹れて、結果「丁度良い濃さだ」と感じる入れ方を、きっちりじっさいの分量や時間で淹れてみた。
350cc:5g:3分
お湯の量計量カップ・茶葉はスケールで5.0g。時間は、タイマーを使いました。
そして3分抽出した時点でティーフィルターを引き上げた。

飲んでみたところ、薄かった。
舌に味がのっていないというか、物足りない。
茶葉が少ないんだから当たり前なんだけど、なるほどねー、やっぱりほんとにキッチリ5gは薄かったんだな。
あんまり今までちゃんと考えたことがなかったんだけど、
300cc:6g:抽出時間3分  or 4分

300cc:5g:抽出時間3分 or 4分
は、きっと、味が違うんだろうね?(自分に対するよくわからない疑問系)
今度また色々試してみようと思います。



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